
工 素子(たくみ もとこ):
ミラノにてプロダクト・インテリアデザイナーに師事。イタリアデザインのみならず衣食住についても勉強中!

河合 妙子(かわい たえこ):
フォトグラファー&ライター。西・仏・英・中の4ヶ国語OK!トレドを拠点に、スペインの情報を発信します。
こんにちは!ミラノの工です。
今回もミラノの国際家具見本市、「ミラノサローネ」の話題をお伝えします。

星の数ほどあると言ったら大げさですが、フオーリサローネに出展する企業数は膨大です。期間中に全て見るのは不可能という状況の中で、今回ご紹介する「スワロフスキー」の展示は外せないポイントとなっています。
今年も有名デザイナーがスワロフスキーのクリスタルを使ってインスタレーションを作成するというスタイルで、各作品にはデザイナーの様式が解りやすく表現され一見して誰のものか判明するほどでした。

こちらはオランダのデザイナー、マルセル・ワンダースの「AQUA JEWELS」。シャンデリアのシャワーの下にクリスタルの水着姿の女性が現れた瞬間、この作品の雰囲気がガラリと変わりました。まるで彼女は、マルセル・ワンダースの舞台芸術の中を妖精の役を演じているように見えました。

さて、こちらはイラク出身、イギリスで活躍する脱構築主義の建築家ザハ・ハディットの「RE’」。

この作品は、シャンデリアのもともと持つ概念を一度全て壊してからクリスタルの特徴を研究し、建築家である彼女の視点で構造的にもシャンデリアの新しい可能性を見つけ出す作業の後に完成したそうです。
「銀河」のような宇宙的なものを感じました。
そして最後にデザイナー吉岡徳人の「エターナル」。

アクリルのブロックの中からクリスタルのダイアモンドがこぼれ落ちたようです。こちらのインスタレーションのテーマは空にかかる星「Floating Star」だそうで、確かに夜空に光る星を見上げた時の静寂のようなものを感じました。
次回に続きます。
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