
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
リフォームは、古くなった設備の単純なリニューアルや使いづらい箇所の手直しなど、規模にもいろいろな幅があります。
あちこち改善したいと思っても費用の制約もあり、「今回どこまでリフォームの範囲とするか」は、悩ましい問題です。
しかし、たとえ部分的なリフォームであっても、長期的に考えて居心地よい住まいのイメージを固めた上で行うと、満足いくリフォームとなります。
「オール電化」と聞けば、どのようなイメージを抱くでしょうか。
東京電力によるユーザー調査 [出展:東京電力「戸建てオール電化 ユーザー調査」(2004年8月)] によると、オール電化にした理由として、「火事などの心配がない」「商品が気に入った」「光熱費が安い」「家事が楽」「空気が汚れない」などが上位を占めます。
今回は、ファイナンシャルプランナーのリスク管理といった観点からも、オール電化のメリットを考えてみましょう。
住まいに対する考え方は人それぞれで、その中で家族が幸せに人生を全うできたら、一般的な評価はどうあれ、それだけでその住宅の価値は大きかったと言えるのではないかと思います。
しかしそれは結果であって、人生の設計図を立てることは簡単ではありませんし、設計図通りに運べる幸せな人はそう多くはないでしょう。
誰も、その時々に精一杯考えて、修正しながら生きていくのではないでしょうか。住まいは大きな資産です。先々を正確に見通せない以上、資産価値の高い住まいを取得し、リスクの軽減をはかることは大切です。
ガーデニングという言葉が登場してから、一向に人気は衰えず、今も本屋さんの多くのスペースをガーデニング関係の本が占めています。
今回は少し視点を変えて、ファイナンシャルプランナーの立場からガーデニングを考えてみましょう。
「ファイナンシャルプランニング」とは、お金をもうけることではありません。人間がかかわるあらゆる分野について、生涯にわたってリスクを管理していくことを意味します。
リスクを少しでも少なくする、それを住まいと暮らしに置き換えれば、家族の健康と長生き、家の健康と長持ちと言えるでしょう。
最近、植物の力が見直されていく中、家族と住まいの健康面からもガーデニングを楽しんでみませんか?