
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
今までも何度となく、このコーナーでライフプランニングの大切さを強調してきました。ただし、それは「住まいを手に入れる時は…」「保険を選ぶ時は…」などの暮らしの様々な選択の時に、ライフプランを活用する観点から述べてきたのであって、読者がいざ自分でライフプランニングを考え、最終的にライフプランニングシートに表現しようとした時の実際の作り方については、いくらか観念的に述べてきたように思います。今回は総集編として、実際の作り方に徹して、何回かにまとめてみたいと思います。
初回は復習として、なぜライフプランニングが必要かについてまとめておきます。
はじめに
「住まいづくり 総集編6」は、住まいづくりに関係する事柄の用語の解説です。住まいづくりの用語はあまりに範囲が広いので、今回はリスク管理面を中心にリストアップしてみました。
自分自身の人生設計をしっかり定めて、生涯を通じた資金計画を立て、土地や建物の知識を蓄え、これぞと思う物件が見つかったとします。マンションの場合もあれば土地や建売住宅のケースもあるでしょう。建物は完成物件であったり、着工したばかりのものであったり様々です。契約前には、しっかりと物件を見極めなくてはなりません。完成前のものは、設計図書どおりに施工されているかも心配です。これからは、より専門的な分野が多くなりますが、「素人だから…」は禁物です。
「住まいづくり総集編4」は土地と建物の知識についてです。このコラムの回数も100回を超えています。常に心がけてきたのは、末端の雑多な知識を伝授することではなく、今まで永年建築士として、ファイナンシャルプランナーとして、住まいや暮らしの問題に携わってきた経験から、皆様が自分自身で考えていく上で最も重要なヒントを提供すること、ライフプランニングの中で住まいづくりも考えること、社会にあふれている雑多な情報を整理し、コントロールし、自分自身の住まいづくりに有益に生かしていける道筋を提供することです。