
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
Q:最近、風水に関する話題をいろいろ耳にします。家相というのも気になります。インテリアを考える場合も、風水や家相に配慮した方が良いのでしょうか。
A:風水や家相は、もともと中国から来た考え方で、中国の気候や風土に基づいたもので、そのままでは日本に上手くはまりません。中にはもっともな内容もありますが、それらはそもそも住まいを設計する上での理論や手法、考慮すべき事柄の中にもあるものです。しかし、古くから受け継がれてきた考えであるので、何かしら風水や家相が由とするものを取り入れると良い効果があるのかもしれません。
Q:折々の年中行事を楽しむ上で、住まいはどう関係するのでしょうか。住まいを取得したり建築したりする時の配慮すべきところはあるのでしょうか。
A:季節折々のしつらえを楽しむ為には、環境によってかなり違いもあると思いますが、住まいが季節を身近に感じられるように工夫され、室内がすっきりとしていると、よりいっそう行事を楽しむことができるでしょう。伝統行事は暮らしに潤いやメリハリを与えてくれます。工夫次第で、季節ごとの行事を楽しむことができると思います。
Q:日本にはいろいろ伝統的な年中行事があると思います。現在の転勤先の地でも、独自の風習があるのを知りました。ゆくゆくは住まいを手に入れて、年中行事を楽しみたいと思います。行事が伝わる背景とはどのようなものなのでしょうか。
A:日本人は昔から外国の文化を取り入れ、独自のものを生み出す天才と言われて来ました。食事も和洋中、最近はエスニックや韓国のメニューも日常的になりました。やはり季節や味に対して繊細で感受性豊かな文化が背景にあるのではないでしょうか。
Q:住まいのスタイルも変わってきましたし、外国の文化に触れる機会が増えました。北欧風のインテリアが好きな方、サンタフェ風、ハワイ風、バリ風などに癒しを感じる人もいると思います。そのようなインテリア様式を日本の風土や住まいにどのように取り入れればよいでしょうか。
A:インテリア雑誌などでも、外国のインテリアスタイルがいろいろ紹介されていますね。ポイントは、住むということは短期の滞在では無いので、飽きがこないものであること、機能的なこと、日本の気候風土への配慮と家具などのサイズをよく考える点だと思います。