MODERN Club/不動産よくある質問Q&A

佐藤 章子(さとう あきこ):
コンサルタントオフィス ハウステージ 代表。 CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。

最近のご質問

2008年07月の記事

『日本の食文化と住まい-4』 茶の間の意味するもの[question]

『日本の食文化と住まい-2』では、料理や食事の作法を中心に考えましたが、今回は少し角度を変え、空間という側面から食卓とだんらんについて考えてみましょう。欧米式の暮らしが浸透するにつれ私たちは、「ダイニング=食事をする場」、「リビング=だんらんしたり、リラックスする場」というように2つの概念に分けて考えるようになりました。たとえ空間的に連続していても、別の用途として区別しているのです。リビングとダイニングに関しては以前にも取り上げてきましたが、今回は伝統的な「茶の間」を題材に食卓とだんらんを見直してみたいと思います。

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『日本の食文化と住まい-3』 住まいと食の安全[question]

現在、食の安全や食糧の供給に関する問題が、大きな課題となっていますね。バターなどの特定の食材が不足し、食料需要の増加や石油価格の高騰、地球温暖化の影響で食料価格も確実に上昇しています。食料自給率の低い日本では、今や「食」の問題は真剣に考え方を見直すべき重要な局面にあるといえます。そこで今回は、日本の伝統的な食文化と住まいの密接な関係についてご紹介していきます。

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『日本の食文化と住まい-2』 食卓とだんらん[question]

朝食を食べなかったり一人で夕食をとる子どもが増えている、というニュースをよく耳にします。こうしたニュースを聞いていると、「食」が暮らしの中での変容しつつあるのではないかと思います。しかし、朝食抜きの生活が続いたり、「おふくろの味」がファーストフードの味になってしまっては、健康的な生活は実現できそうにありません。時代の流れと個々の事情もあるでしょうが、食に関する住まいのあり方やキッチン設備もまた、「食べる」をメインに、もっと大胆に本当に守りたいものに向けて改善されても良いのではないでしょうか。

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『日本の食文化と住まい-1』 多様な食文化[question]

食文化は、住まいにも大きな影響を与えます。たとえば、韓国には通常の冷蔵庫のほかにキムチ専用の冷蔵庫があるそうです。仮に日本の住まいに専用の冷蔵庫を設置することを想定してみると、一戸建てやマンションを問わず、たった一つ冷蔵庫が増えただけでかなり間取りが変わりそうです。
他方、住まいの変化もまた、食文化に影響を与えます。戦後公団住宅が建設されることで、ダイニンググキッチンという概念が生まれ、調理器具も進歩し、家庭で調理可能な料理の範囲も広がりました。

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