MODERN Club/不動産よくある質問Q&A

佐藤 章子(さとう あきこ):
コンサルタントオフィス ハウステージ 代表。 CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。

最近のご質問

2008年11月の記事

『住まいの構造体-3』 造作[question]

現在の新築マンションでは、和室の部屋をほとんど見かけなくなったように思います。戸建ての場合、坪数に余裕がある場合は、客間や予備室として和室を作るケースがありそうです。しかし、畳が敷いてあっても、その他の部分は洋風である場合も少なくありません。

和室は、リビングに隣接して設けられ、一室として開放的に使われることが多いため、全体のインテリアのバランス上、洋風のリビングと極端に違うデザインとなるのも違和感があります。今回は、和室の造作の部位とそれにまつわるエピソードをご紹介していきます。

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『住まいの構造体-2』 架構[question]

古来、日本の家はほとんど構造体のものしかありませんでした。上を見上げれば美しい自然な曲線を描く梁(はり)が見え、柱はそのまま建具の枠も兼ねていたのです。

美しい架構(柱や梁で構成された骨組み)は、樹木の命や匠の仕事等に対する畏敬の念を育み、自然と家を大切に維持管理することにつながります。都市部では防火的な観点などから制約を受ける場合もあり、そのまま取り入れるのは難しいかもしれませんが、伝統的な家屋の良さは少しでも受け継ぎたいものです。

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『住まいの構造体-1』 基礎[question]

どんなに良い建物でも、地盤や基礎がしっかりしていなければ、まさに砂上の楼閣です。最近では、事前に地盤調査を行う事が一般的になりましたが、残念ながら地盤の知識の浸透に関しては、まだまだ心もとないといわざるを得ません。

市街地の土地は、長年人々が暮らす中で、いろいろ手を加えられてきた可能性があります。以前は畑であったり、ゴミを埋めたりしていた過去があるかもしれません。土は人間の手で一度でも掘り返されると、元には戻りません。地盤調査をして、しっかりした基礎の上に建てたいものです。

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『建具の文化-4』 雨戸と建具金物[question]

建具の文化シリーズも、今回で最終回です。
建具のあり方が、住まいの形式や暮らし方に大きく関係していることをお分かりいただけたのではと思います。襖(ふすま)や障子などに囲まれた以前の住まいを振り返ってみると、現代の住まいは不必要に重装備になっている部分があるようです。
最終回は、雨戸と建具金物を通じて「建具の機能」について、再度考えてみたいと思います。

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