
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
住まいに関する祭祀の中で、地鎮祭(じちんさい)は上棟式に並びポピュラーなもので、執り行われる割合も高いようです。式典の後、地縄張り(じなわばり)の確認を行うことが多いからでしょうか、比較的簡素な式典になり、おおむね吉日の午前中に行われます。地縄張りとは、建築予定地に縄(実際は専用の糸・テープなど)を張りめぐらせて、建物の配置を確認することです。地鎮祭の後、施主や設計士、工事関係者が、この地縄張りにそろって立ち会うことが多くあります。
新築や建て替えを行う際には、何かとトラブルが発生しやすくなってしまうもの。日頃の近所づきあいの程度にも関係するとは思いますが、工事に際しては十分な配慮が必要になるでしょう。また、地域によっては独自のしきたりもありますので、事前に調べておく必要もあります。
せっかくの新居の建築が、トラブルに見舞われてしまわないためには、どんな対応が求められるのでしょうか。
建築に関する祭祀はいろいろあり、地方によって独自のものもあります。地鎮祭と上棟式が代表的なものですが、実際は祭事とまでいかなくても、祈願やお祝いの気持ちを込めた手続きや儀式がいろいろあります。また、契約に始まって、着工、地鎮祭、上棟式、引渡し、完成披露まで、日柄にこだわる方もいます。
では、祭事に疎く、さりとて無視するのもはばかられ、かといって形式的におこなうのも無意味だ・・・と、戸惑う場合はどう考えたらいいのでしょうか。
「住まいの構造体」の最終回は、屋根と外壁についてです。
この2つは重要な構造体であるだけでなく、気候風土や火災などから建物を守る大切な役割があります。そして、屋根と外壁は、外部のデザインを構成する重要な要素。それぞれ、どのように影響しあっているのでしょうか。