
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
屋上の利用は、本来使われなかったスペースを有効利用できるほか、断熱効果や温暖化防止効果も期待でき、良いことばかりのように思えます。しかし、屋上を利用するには気をつけなければならないポイントがあります。これからお伝えする点に十分配慮しながら、屋上の利用を考えていきましょう。
都市化が進み地価が上昇し、住宅の敷地のサイズは次第に小さくなっています。いまや庭は猫の額のサイズが普通です。必要な居住スペースを確保しようと思うと、戸建住宅も上へ伸びていくしかありません。
また、雨の多い日本の風土では、昔はすばやく雨を建物から排出するために、三角屋根しか考えられませんでしたが、材料や工法の開発が進み、気軽にフラットな「陸屋根」にすることも可能になりました。この貴重な屋根の上のスペースを活用しない手はありません。