
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
収納のコツの2回目は、見せる収納と隠す収納についてです。収納といえば「隠す」面ばかりが注目されがちで、キッチンなども豪華な扉付きのシステムキッチンが人気です。しかし意外にも、リビングなどから見えない部分のキッチンの扉は、日々の作業の邪魔だという話も耳にするものです。
収納することを、「しまう」「といいます。漢字では“仕舞う”と書きますが、この言葉ひとつで、収納のあり方を言い表しているといってよいと思うほど、とても美しく含蓄のある言葉です。
美しく“仕舞う”とは、見た目に美しいということだけではなく、使いやすく便利で、過度な労力を必要とせず、ストレスなく自然に楽しく整理整頓ができるということだと思います。せっかく日本人はこの美しい言葉を持っているのですから、そんな収納をめざしてみたいものです。
今回は、暮らしがもっと快適になる収納の考え方についてお話しします。