
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
かつての日本では、子どもがたくさんいる大家族が多く、大部屋で暮らしている家庭も多かったものです。しかし核家族化が進み、社会環境も変化している現代の家族には、大部屋での生活は適さなくなっています。
現代の暮らしの中で、どんな子ども部屋が必要とされているのでしょうか。子どもの幸せを考えた住まいとはどのようなものか、一緒に考えていきましょう。
親として、子どもを安全な環境で育てたいと思うのは当たり前のこと。しかし、子どもは、家の中のちょっとした段差につまずいたり、キッチンの包丁やコンロに触れてケガをしたりする危険性があります。
このような“家庭内事故”を防ぎ、子どもが安全に暮らすための住まいにはどのような配慮が必要なのでしょうか。
親は、子どもが外で遊び始める年頃になると、子どもの手を引いて歩きながら、車や自転車などの危険について、その場所ごとに教えていくでしょう。電車に乗れば、ホームでの危険やドアの開閉の危険などについて繰り返し教えるでしょう。
住まいについても全く同じことが言えますが、この点については、意外とおろそかになっているように思います。特に最近の住まいは、いろいろな設備や器具などがあふれています。家の内外だけではなく、住まいの周辺環境など、身の回りの危険箇所をチェックしてみましょう。