
佐藤 章子(さとう あきこ):
ハウステージ有限会社代表。
CFPと一級建築士の資格を生かして住まいと暮らしのコンサルタントとして活躍中。
都市部の住宅では、玄関回りのスペースを広く取ることは難しいのが現実です。それに加えて、靴や傘など、常に置いてあるものや、玄関に収納しておくと便利なものがあふれ、雑多なスペースになってしまいがちです。
できれば壁全面を収納スペースにしてしまいたいくらいですが、花を生けたり、小物を置いたりするスペースも設けたいものです。一部をカウンターと天袋に分けて、中間部分に空きスペースを確保しているつくりのものは、よく見かけるスタイルです。
今回は、狭くても機能的で、玄関としての格調が感じられるインテリアについて考えていきましょう。
「玄関は家の顔である」と言われます。
来訪者がまず目にするのが玄関ですが、室内に上がらずに玄関で用を済ませて帰る人もいます。
玄関が暗いと、その印象が全てとなり住まい全体の印象まで暗くなってしまいます。
室内が明るいと、気持ちも明るく、楽しくなります。日差しがたっぷり降り注ぐ玄関なら、日中は照明に頼らずに済み、光熱費の節約にもなります。
また、玄関は狭いスペースである上にいろいろな機能を兼ね備えているため、乱雑になりがちです。きちんと片付いているかも、大切なポイントになります。機能的にも雰囲気も、明るい玄関を心がけたいものです。